nextage

ネクステージ(nextage)=「次の舞台(next+stage)」「次の時代(next+age)」の意。

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Interview

  • Area: tokyo
  • Type of industry: apparel / production

profile

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  • 糸の専門商社として
    お客様へ期待以上の提案をする

    当社は1955年の創立以来、一貫してニット製品用の糸を扱っています。これはファンシーヤーンと呼ばれ、主にファッション衣料で使われています。一言で「糸」といっても素材や種類も豊富で、加工の仕方や編み方の違いで製品の仕上りには無限の広がりがあります。私たちは糸の専門商社として、お客様の持っている抽象的なイメージの中から最適な糸を選び出すこと、仕上りのイメージを正確に描く力を持っています。
    そんなプロとしての企画・提案を行っていくには、糸の知識や市場動向やトレンドに敏感であることはもちろん、“ものづくりを楽しむ”という思考と“みんなで一緒に作っていく”という姿勢を持つことが大切です。
    よくお客様から「あなたのところは、ずいぶん楽しそうですね」と言っていただくのですが、それは糸や製品に対して真剣に、そして最適なものをご提案しようという当社スタッフの姿勢、もっと言えば“こんなふうにできればいいな”とか“こうすればもっと良くなるな”といった、いい意味での遊び心を持ったご提案が評価されているのだと自負しています。

  • 迷いを消してくれた一言で、
    進むべき道が明確に見えた

    私たちの市場環境は、創業当初に比べて大きく変化しています。私は大学卒業後、総合商社の繊維部門に勤めていたので、国内で糸の取扱いが減っていること、製品を専門で扱えば経営的な安定が得られることはわかっていました。1991年に丸安毛糸に入社してから糸事業に加えて製品の販売を始めたのも、将来の需要を考えて先手を打つためでした。すでに糸や製品は生産拠点の大部分が中国に移り、かつて国内流通の主役だった糸商や卸問屋のほとんどがなくなっていました。このような市場環境もあり、糸と製品のバランスをどうしていくかは、社長就任前後の大きな悩みでした。糸は当社の象徴であり原点ですから、もちろん続けていきます。しかし経営の安定のためには糸よりも製品事業のウェイトを高めていったほうが良いのではないか、という考えも捨て切れませんでした。
    なかなか決断できずにいた私の迷いを断ってくれたのは、ある方からの言葉でした。「岡崎さん、世の中に糸って必要ないの?」という質問に対する「いえ、糸は絶対に必要なものです」という答えに、その人は「じゃあ続ければいいじゃない。同業がなくなっているからって気にすることはない。世の中から必要とされている以上、糸商として最後の一社になるまで続けるべきだ」と言ってくれました。その一言で完全に迷いが消え、腹が決まった感じでしたね(笑)。

  • “みんなで一緒に楽しみながら”
    つくっていく喜びを広げていきたい

    「最後の一社になる」ということは、お客様から最も必要とされる会社になるということです。丸安毛糸はそのためにモノを売るのではなくブランドを売ることで、お客様に必要とされる会社になる道を選びました。
    具体的な試みとして、デザイナーに資料保管室や作業スペースを開放している「ニットラボ」、春と秋に行う展示会の自社開催、2013年春にパリ・シュール・モードに初出展した自社ブランド「プントドーロ(イタリア語で「金の編み目」の意)」などを展開しています。製造業としてはちょっと変わったビジネスモデルですが、お客様にニットの価値と楽しさを知ってもらうためには、とても大きな価値を持っています。
    こういった施策を続けることで丸安毛糸のファンを増やし、ニット製品の素晴らしさをもっと広く伝えていきたい。「丸安毛糸と一緒にニットをつくることは楽しい」「丸安毛糸に相談すれば糸のことが何でもわかる」と言われるようになることが、最後の一社になる存在価値だと思っています。

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